WordPressで収益化させるブログを運営するには、Googleが推奨する内部構造を持つテンプレートテーマを選ぶことが大切です。
無料テンプレート『マテリアル』は、その名の通り、Google推奨のマテリアルデザインに適合したブログ制作がしやすいのが特徴です。
現行の最新版は『マテリアル2』となります。
これからブログを作って収益化させたい人、他のテンプレートテーマを使ってうまくいかなかった人のために、マテリアルの特徴と詳細を解説します。
この記事に書いてあること
マテリアルはどんな人に向いている?
マテリアルは、ブログを運営化して収入を得たいけど、できるだけコストをかけたくない人に最適なテンプレートテーマです。
また、他のテンプレートテーマを使っていて、思うようにアクセスが伸びなかったような人も試してみる価値はあるでしょう。
他のテンプレートテーマと少しコンセプトが違う部分があり、テーマを変更しただけで、いきなり検索順位が高まることがあるのです。
マテリアルのアフィリエイト機能
マテリアルには、WordPressのアフィリエイト的運営に適した機能を豊富に実装しています。
とくに「アドセンス」がしやすい仕様です。
以下を見てみましょう。
- アドセンス広告用の最適化
- SNSボタンの標準装備
- OPG自動出力
- LINE@の対応
ブログを収益化させる方法として、Googleとの提携によるアドセンス広告を貼る方法があります。
マテリアルはタグを貼るだけで、適切な場所と大きさでアドセンス広告が表示されるような仕様になっています。
また、マテリアルはアフィリエイトの成果報酬が得られやすいと言われる、タブレットのデザインが最適化されています。
マテリアルの表示速度
マテリアルは内部構造が適正化されていて、Webページの表示速度はかなり速いほうです。
最近の無料のテンプレートテーマは全体的に高速化の傾向にありますが、マテリアルも十分に通用するレベルです。
表示速度は、検索エンジンからの評価に大きく影響する要素なので、テンプレートテーマを選ぶときに意識しなくてはなりません。
マテリアルのエディター機能
マテリアルのビジュアルエディター機能は、ごく基本的な機能が装備されている程度です。
流行のブログパーツを使いたい場合は、プラグインを使いましょう。
WordPressエディターの新規格であるグーテンベルグを使うのも一つの方法です。
マテリアルのSEO効果
マテリアルは、テーマ名にも使われているように、Googleが推奨する「マテリアルデザイン」に準拠した構造になっています。
これは、ブログデザインに立体性を持たせた仕様をすることで、検索トラフィック的に有利になるというものです。
このコンセプトを持つテンプレートテーマは少なく、これだけでも他のサイトと比べてSEO的に有利になる可能性が高いのです。
他のSEO効果に関する点は以下です。
- HTML構造の最適化
- モバイルフレンドリー化
- SNS拡散ボタンの設置
- ページネーション
- パンくずリスト
ブログの収益化を狙う際に最も重要なSEO対策について、マテリアルは十分な対策が取られている印象です。
マテリアルのデザイン性
Googleが推奨する「マテリアルデザイン」は、SEO的に優秀なだけではありません。
マテリアルデザインを意識して作られたWebページは立体的で非常にきれいです。
各ブログパーツが浮き出るようなデザインで、Web制作会社が作ったようなWebページのように洗練されています。
実は閲覧者はコンテンツの内容以上に、ページのデザインの出来栄えによって行動が左右されます。
マテリアルデザインを採用すると、ページ離れを抑止したり、滞在時間を長くするといった効果も期待できます。
また、きれいなページを作っても、収益化のために貼り付ける広告がデザインの邪魔をしてしまうことがあります。
とくにGoogleと提携して貼り付ける「アドセンス広告」は、ページデザインを台無しにしてしまうことも少なくありません。
マテリアルはアドセンス広告のデザイを最適化してくれるので、せっかく作ったWebページの印象を壊すことなく、広告を設置することができるのです。
マテリアルを導入した人の評判
テンプレートテーマをマテリアルにした人の評判はかなり良い印象です。
SEO的にも問題なく、アクセスがアップしたという声もよく聞きます。
また、収益化を目的としたブログ制作であっても、自分のWebページのデザインが高いのはうれしいものです。
難しい設定やカスタマイズなしに、デザイン的に完成度の高いブログが作れるというのは、多くのブロガーやアフィリエイターにとって支持される理由でもあります。
マテリアルのサポート
マテリアルは無料テンプレートテーマですので、有料のものと比べるとサポートレベルは低くなります。
そして、マテリアル作者が配信する公式ページがブログ形式になっているので、中には見ずらいと感じる人もいるので慣れが必要です。
ただし、最新情報が得やすかったり、かなり専門的に突っ込んで解説されているので、非常に実践的ではあります。
テンプレートテーマの公式ページは初歩的な解説が多い中、マテリアルの場合はかなり実践的だといえるでしょう。
マテリアルは無料テンプレート市場の中では中堅クラスといった感じで、それなりにネット情報もアップされています。
カスタマイズ情報が多い印象です。
まとめ
数多くあるWordPressのテンプレートテーマの中でも、デザインに力を入れるというめずらしいコンセプトを持つのがマテリアルです。
無調テンプレートの中で、マテリアルと似たようなコンセプトを持つのはSANGOくらいなので、他のブログと差別化を図りたい人におすすめです。